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ボビー・エンシナス

ボビー・エンシナス
過去があるから今がある。突然始まった、この企画!BMXを語る上では忘れてはいけない人物がいる。
ボビー・エンシナスについて語ってみよう!
この記事は1978年発行の本に元に書いてみました。

BMX のライダーたちはみな、自転車の前にナンバープレートをつけている。この番号は自分の好きな数字を勝手に選べるわけではない。

たとえばNBAでは登録され た前年度の成績順によって決められる。77年度のナンバー「1」を獲得したのがボビー・エンシナスだ!ボビーは現在、シマノのファクトリーライダーであ り、マングースも彼のスポンサーのひとつだ。ライダーのほとんどがスポンサーを求めているが、なかなか相手が見つからない。ボビーのふたつというのは例外 中の例外なのだ。彼はほかにいくつかの仕事を持っている。NBAのトロフィーの製作、BMXに関係したテレビ、短編映画の出演、また、つい最近はBMXの プロスクールを開校して、そこの校長におさまっている。スーパースターならではのモテモテぶりだ!

ボビーとBMXの初めての出会いは4年前にさかのぼる。 14歳のときだ。家の近くにあった空地でBMXをやっているのを見かけたボビーはすぐに仲間に加わった。しかし、始めはなかなかうまく乗れず仲間の中でも 一番ヘタなライダーだった。というのもボビーの身長は185cm、体重は78kgもある。体の小さなほうが向いているBMXでは、ボビーの大きな身体は逆 にハンディーとなっていた。しかも当時のボビーはヤクはやるし、窃盗もやるはでプロ級の悪ガキだった。それがBMXに乗ると6歳の子供よりヘタなのだ。 「ボビーはいつも大きな口を叩くくせに・・・」と、仲間うちでは笑いのネタにされていた。「クソッたれ!あんな奴に負けてたまるか!!」ボビーは転んでは 起き上がり、何度もトライした。ようやく努力が実ったのはBMXを知って1年以上もたってからだ。「ぺダラーズ・ウエイト」のチームに加わったボビーは持 ち前の度胸のよボビー・エンシナスさと根性で正式なレースで初めて3位に入賞した。それから1年後にプレートナンバーを2に替え、さらに1年後には1に変えていた。そのボ ビーからのメッセージはこうだ。「BMXには心にも身体にも脚にもいいスポーツだ。スポーツをやっていればマリワナをやったり盗みをやったりしなくなる。 この僕が見本だ!だから、みんなも是非トライして欲しい。」

★Bobby Encinas (アメリカ・シマノファクトリーライダー)
BMXの神様とさえ言われる全米チャンピオンライダー シマノファクトリーチームのキャプテンとして、主要レースだけでもすでに、400勝を達成。NBA(全米モトクロス協会)の名誉ある ザ・#1プレートに輝いている。

★ ボビーの年齢を計算してみたら現在40歳になる、今何をしているかわからないがBMXに乗っていなくても、興味がなくなっていても世界中にBMXを広めた 第一人者には違いない。もしかしたらBMXまつわる仕事をしているかもね?是非、一度会って話をしたいと思う。(写真はボビーエンシナスの直筆サイン だ。)

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